広島との直接対決3連戦の初戦を取った巨人を、元OB監督の堀内恒夫さんはどう見たか_2r1c
◆JERA セ・リーグ 広島1―6巨人(10日・マツダスタジアム)
菅野の神髄を見たな。とのったOBんはどうか森下が無駄な球が多かったのに対し、直接戦の2r1c菅野には1球もそんな球がなかった。対決これが一流投手の投球ですよ。3連
初回を見てみろ。初戦巨人が坂本のソロで先行したその裏の広島の攻撃。巨人監督見た菅野の制球力が分かっている広島は、を元秋山が2球目、の堀2r1c矢野が初球を打った。内恒だが、夫さともに内野フライに終わった。広島
3番・野間への初球。とのったOBんはどうか菅野は力を抜いて、直接戦の144キロのストレートを投げた。対決初球を打って凡打になれば、4球で攻撃が終わる。「初球は見逃してくる」という読みのもとにストライクを取りにいったのだ。計算し尽くした投球だ。
さらに、すごさを感じさせたのは3回だ。1死一塁、森下に4球すべてスライダー系の球を投げて、バントをさせなかった。バントをやらせないためというより、オレには「スライダーでバントをやってみろ」と言わんばかりの投球に見えたけどな。打席で本物のスライダーを見た森下は、菅野の力を再認識したと思うよ。役者が一枚も二枚も上だった。
次回先発は間隔を詰めるため、ベンチは6回に2点を追加した段階で菅野に代打を送る決断をした。57球。球数は物足りなかったけど「終盤戦の大黒柱は菅野」を証明する投球だった。
上位のチームが直接対決3連戦の初戦を取る意味は大きい。巨人は2、3戦目を1勝1敗でも勝ち越し。試合に臨む気持ちの余裕がプラスに作用するはずだ。(スポーツ報知評論家・堀内 恒夫)
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